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おうち探しの旅
この土日を使って、新居を探しに九州へ。
新幹線を乗り継ぎ、片道6時間の旅でした。
80年代に建てられた日本家屋は、入り口に松、紫陽花、縁側に面した庭には梅、松、大きな石の施された、
これぞまさしくJapanese Style。
そしてキッチンのキャビネットは今は目にすることもなくなった、バラの模様が付いたホーローの扉!!!
おもいっきり昭和のお家で新生活がスタートの気配です。


近くを流れる筑後川の土手には、もう菜の花が♪
一足早い春の景色に迎えられ、
帰りの新幹線、右窓からは線香花火の玉の様な見事な夕陽、
そして左窓からは朧気な超特大のほぼ満月!なんて素敵なタイミングなのでしょう。

これから起こる様々な出来事が、なにか大きなもの(?)に祝福されているような、
そんなワクワクを感じつつ、少し疲れた体で帰途につきました。

あ〜・・・
ええ旅でしたぁ・・・・
Deep Listening & Flow
 「ゲシュタルトの祈り」   
                  フレデリック・パールズ(ゲシュタルト療法 創設者)



私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる

私は、あなたの期待に応えるためにこの世にあるのではない

そしてあなたも、私の期待に応えるためにこの世に在るのではない

私は私、あなたはあなた

もしも縁があって私たちが出会えたのなら、それは素晴らしいこと

出会えなくても、それもまた素晴らしいこと




「私」を形作っているものを「自我」と表現するならば、
私の自我の一部分が
今、大きな揺さぶりを受け、殻をピキピキと音をたてて破り始めているような感じです。

それは、
息子が産まれてから19年間、母子関係で築きあげてきたもの。

お腹の中で神秘的な心とカラダの共生をしてきた二人の間には、
カラダが離れた後の生活でも、スパッと理屈では表現できない、
微妙な意識の依存関係を保ちつつ、社会生活を送っているのでしょうね。


私は私、あなたはあなた。

そろそろ、現状を見つめ、今までの状態から自由になる時が来たんだよ・・と
肩を、背中を大きくトントンする、「なにか」がすぐそばで見守ってくれているようです。
自由というものは
自分の中の様々な苦悩や恐れと対峙し、乗り越えなければ
得ることはできないものなのでしょう。

母と子。
お互いがこの自我を見つめて一歩外へ踏み出すチャンスを受容れなければ、
ズルズルと依存関係は続き、そこから発生する苦しみは
果てしないものになるかもしれません。


Deep Listening
自分の内側で起こっていること、動き出そうとしていることの振動を
耳を澄まして深く聞いていく・・・

Let it be
そして、後はなるがまま、何にもせず

Flow
流れていく



流れ着いた先には、
く〜んと気持ちよく伸びをしている私がいるような気がします。






「すべてのものはその根に還る」
目に見えない大いなる流れを受け入れる。
心を空にして受け入れる。
その虚の心があってこそ見えてくるものがある

〜万物は生まれ、育ち、活動するが、やがてもとの根に還ってゆく〜
その働き、それが見えてくるのだ。

その行き先は静けさ。
その静けさこそ自然の本性。
水の行き先は〜海。
草木の行き先は〜大地。
いずれも静かなところだ。
すべてのものはその根に還る。自分の本性の行く先に。

戻るということは静けさに還るということ。
それを知ることが知恵であり、
知らずに騒ぐことが悩みや苦しみを生む。

いずれはあの静けさに還るとなれば、心だって広くなる。
心が広くなれば、悠々とした態度にもなれる。
そうなれば、時には空を仰いで、
天と話をする気になるじゃないか。
その時には、
自分の身の上でくよくよするなんて、ちょっと馬鹿らしく感じるよ。


老子 第十六章 ・ 鹿島祥造 訳

「老子と暮らす」 鹿島祥造 著 より





迎え雪、別れ雪
6年前、この地に引っ越して初めての冬。
雪が降るのも滅多にない温暖な地区ですが、一面の雪景色になった日がありました。
兄ちゃん中二、娘小二。
二人で大はしゃぎで雪遊びしてましたっけ。
慣れぬ土地でまだまだ心細い日々でしたから、
白い景色の中で戯れる子どもたちの風景は、なんだかホッとして、私自身も随分と助けられたように思います。

その年以降、家の辺りに雪が積もることは一度も無かったんじゃないかしらん?
そして今朝6時前。
まだ薄暗い朝色はブルーグレー、辺り一面の雪景色でした。

なんだか区切りっぽくっていいなぁ。
昨日、主人の転勤が言い渡されたんですよ。
雪景色でこの地に迎えてもらい、そして最後に送ってもらえたこと。
単なる偶然なのかも知れないけれど、なんとなくしみじみと
有り難い気持ちでいっぱいです。

3月末、関西を通り越え、さらに西へ。
九州へと向かいます。


口福なじかん♪

新宿駅から乗換えで立ち寄ったお店で見つけた、
「お茶屋の抹茶わらびもち」は、京はやしやさんのもの。

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わらびもちにかけているのは、抹茶入り京きな粉と黒蜜です。
さすが老舗茶舗さんだけあって、抹茶きな粉は
苦味と香りが広がって、おぉぉ〜っ♪と思わずニンマリしてしまいました。
わらびもちは普通です(笑

2×3cmほどのわらびもちが10個で1000円弱・・高っ!!
そうそう普段にいただけるシロモノではございません。

わらびもちは自分で作るからさ、抹茶きな粉だけ買えないかしらね。
素人ブレンドで一度作ってみようか・・・抹茶きな粉♪


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ご近所で農家をされている、おくつさんの里芋は絶品!
水分がたっぷりでむっちりしていて、粘りがあって・・
食べる誰もが笑顔になる、不思議な魔法がかけられています。


皮付きのまま蒸して、すりゴマ・薄口醤油、おいしい塩少々でさっくり和えて。