もって菊(もってのほか)
スーパーで「もってのほか」が並んでいました。一袋150円。
食用菊は関西育ちの私には、とっても物珍しいものなので興味津々です。
関西ではほとんど見かけることはありませんでした。
それもそのはず。
主産地は山形県のようですね。今回求めたものは福島県産でした。
お花にとっては、遠距離流通は辛すぎますよね〜。
きゅうきゅうに袋詰めにされたものを出してあげると、
ザルに山盛りいっぱい!!随分窮屈だったね・・・。
長旅を終えて、やれやれ・・って感じかしらね。
ほっと一息ついているかのように、菊の香りがあたりに漂います。
さあさ、すぐに調理してあげないと♪
花びらをむしると(娘の仕事です♪)、いっそう菊香が際立って。
日本人のDNAがくすぐられます。
お酢を少々いれた熱湯にさっとくぐらせて絞って。
今日は
スモークサーモンと合わせて酢の物にしてみました。
シャキシャキとした独特の歯ざわり、ほんのりと菊のかおり、苦味。
サーモンとの相性がいいなぁ・・と感じました。
色合い的には黄色い菊の方がよかったかもしれませんね。
淡い紫色の花びらは、
酢とお湯の力で紅紫色へと移っていきます。
なんとも優雅な色彩です。