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「時々(じじ)の初心」
 『 本当の美はあなたの心の内にある

世阿弥は「初心忘れるべからず」といいました。「初」という漢字は、刀(鋏)で衣を断ち切るという字です。まっさらな衣にはじめて刀をいれるときのような、そんな気持ち、何かを始めるときに、そこに飛び込む、そんな勇気をいいます。

初心は最初の気持ちだけではありません。「時々の初心」といって、人生一刻一刻常に初心が要求されます。あなたは日々成長しています。しかしその成長に気づかずいると、本当の自分と自己イメージとしての自分との差が広がり、そのギャップの中で毎日がつまらなく息苦しいものになっていきます。
そんなときこそ「初心」の出番です。今の自分をバサッと断ち切り、新しい本当の自分に立ち返るのです。今までの自分はガラガラと崩壊していきます。古い花は散ります。今までの価値観・地位・友人や財産までも失うかもしれません。それを要求として突きつけるのが「初心」なのです。

・・・若いころは失敗ややり直しも簡単です。しかし、年を取れば取るほど、自分自身に鋏を入れるのが怖くなります。でも、それでも花は散らなければ咲きません。
どんな年齢になっても自分自身を断ち切る勇気、その初心を持っている人は、いくつになっても美しくあり続けることができるのです。』

解説 安田登 (ワキ方・宝生流能楽師、 Rolf Institute公認ロルファー)


安田氏は
世阿弥元清の能楽の芸術論「花伝書」をひも解き、
その「生き方としての美」の探求への「和の知恵」を解りやすい言葉で伝えてくださっています。

世阿弥の言葉の中には
身体の美、心の美、魂の美を
大きな命のつながりの中で、どう心地よく調和していくか?
身体の使い方、心の持ちようのヒントが散りばめられていると言います。


時々、漠然とした恐れのようなものが浮かび上がってきて
ココロがざわざわした時に、本棚から引っ張りだしてきては眺め、
静かに今の状況を客観視するのにとても役立っているんですよ。




安田氏の言葉から、も一つおまけに♪

『「和」とは本来、いろいろな要素を認めながら、
そこにひとつの統合を作っていくことをいいます。
みんなで一緒に何かをするのではなく、
ひとりひとりが個性を持ちながら、
そこに一つの統合がある、それが「和」なのです。』






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