数日前の記事で書いたアトラスシダーとともに、
もう一つ思い浮かんでいたのが
ローマン・カモミールです。
Anthemis nobilis
私なりのローマン・カモミール観を紹介しますね♪
この精油は太陽神経叢(Solar plexus)に
影響を及ぼすってよく紹介されています。
ソーラプレクサスは
胸骨の先端とおへその間くらいの位置、みぞおち辺りにあるそう。
体の中の気を活性化させるポイントとして
いろいろな捉え方があると思うのですが、
Healing Taoでも
眉間、のど、ハート(胸骨)、ソーラープレクサス、へそは
活性ポイント。
それぞれの「見えない」ポイントを意識することによって
活性し、全身に気を回して健全なバランスをとっていきます。
ソーラプレクサスは
下丹田(へその下)と中丹田(ハート)のエネルギーの中継点に位置し、
またすぐそばにある肝臓もスムースに気血が流れるよう働き、
肝臓から生まれる気も上へ、外へと向かって流れる・・
ことを考えると、この二つは
エネルギーの流れに関して、密接な関係にありそうです。
そして肝(木)は神経系を支配しているともいわれるので、
このあたりのエネルギーの停滞は
全身の神経系に影響を及ぼすことになるのですね。
肋骨下からおへその間が
緊張によって強張ることにより、神経がスムースに流れなくなる・・
肝(木)本来の働きに負担がかかり肝の気そのものがダウンする・・
そんな部分に働きかけ、
穏やかに鎮め緩めるのがローマンカモミールなのかもしれません。
これは昨年5月、うちの庭に咲いていた、
ジャーマン・カモミール。
Matricaria chamomilla
お日様にに向かって咲く姿にハッとします。
細いけれどしなやかな茎は力強く、
上へ上へと目指すエネルギーがビンビン伝わってくるよ。
キーワードは
「力を抜く」 「寛容」
緊張してイライラが募り怒りっぽくなっているなら、
そんなネガティヴは
肝のポジティブな感情の状態、
親切心、冷静、思慮深さ、リラックス、創造的、前向き・・
に変容していけるんだよ・・・・・
って、ローマンカモミールは伝え、
そっと力を貸してくれているのかな・・って思ったりしています。
緊張がほぐれ、心穏やかになっていく・・・
そして、しぜんと周りの人に対して心配りをしている・・・
そんな穏やかで優しい本来の自分の姿に気づく瞬間が
たくさん訪れるといいなぁ。
人は自分の中の優しさを認めることによって、
他人からの親切心に気づき、受け容れることができるのでしょうね。
「一人称、私の中」からI&You、We、
そして地球、宇宙へ〜
優しさの和(輪)が広がっていくといいなぁ。
そんなイメージを持って。