greenfingers
緑の指を持つ人々
植物を上手に育てる人のことを
イギリス英語ではこう表現するそうですね。
天才庭師・・との邦訳もあり。
まだ20代の頃、
いいな・・と衝動買いした鉢植えは、
ベランダですっかり忘れ去られてミイラになってしまったり、
その後も興味のある植物を連れ帰るも、
なかなかうまく育ってくれないことが続きました。
あぁ・・
私はグリーンフィンガーを持っていないからなんだろうなぁ
なんて、自分の才能の無さを嘆いたりしたこともありました。
それでも、
植物たちがずっと好きで
なにかと関わっていたいという想いが強かったからでしょうか、
ずっとなにかしらの植物たちと共に過ごしています。
途中で枯れてしまったり、知らない間に消えてしまったり・・
こちらの都合で引っこ抜かれて抹消させられたり・・
ずっと根付いてくれている子たちだったり・・
何年もお付き合いさせてもらっているうちに
ふと気づくことがありました。
それは
植物が活き活きと気持ちよく育つというのは、
なにも関わるひとに特別な能力があるからではなく、
植物に対して自分のブロックをはずしてピュアに耳をすませているか・・
ってことなんじゃないかなぁ〜・・ということです。
生きている者同士、
発しているエネルギーを気持ちよく共有しながら高めていく・・・
うまく共鳴できた時、
生命力はきっと活き活きと輝き出すのだろうなぁ・・
それは植物に関わりたいという想いを持った人ならば誰もが
本来開花できる力なんだろうなぁ・・
そんな風に思うんですよ。
そしてこれは
植物に対してだけはなく、
他の動物や人間に対してもいえることなんだと思います。
湘南育ちのレモンの木は
九州までの長旅と環境の変化が辛かったのでしょうか、
引っ越し後すぐに枯れてしまいました。
約6年間、神奈川での生活を共に過ごした子です。
その後、
九州育ちのレモンの木を迎え入れ、今年2回目の春です。
温かくなり始めて
柔らかい新芽とともに花蕾も付き始めましたよ〜〜。
よかったぁ〜〜・・
冬の間、ひどく元気が無くて、
このまま枯れてしまうのでは・・と思っていたので。
1年目に咲いた少しの花たちは、
それこそ遠慮がちで、香りは控えめでした。
少しづつ環境に馴染んで、
本来の匂い立つ芳香を持つ花が咲くと良いな。
私も
自分の中をピュアにしながら新しいレモンちゃんと
接していきたいわ・・・と感じる若葉の頃♪